赤い野菜、そう、とまと日記。

とまと系女子高生とま子。これは、腐りかけのトマトが人生に立ち向かう進化の物語。

ストロベリーナイトについてよーく考えてみた

 

 

三時間くらい考えてみた

 

原作、映画、ドラマ

 

こんなに真面目に考えたことないわ

 

はい、というわけで冷静に姫川、菊田、牧田について考えましたよ

 

正義と悪、両方の面をもつ姫川

正義をもつ菊田

悪をもつ牧田

 

刑事である姫川と菊田は正義で繋がっていた

 

しかし、彼女のどこか悪の部分を刑事であつ菊田が到底理解などできないことを姫川は分かっていたのかもしれない。

 

だからこそ、けして菊田に弱さを見せず、

刑事姫川玲子でありつづけたように思う。

 

二人は刑事だからこそ共にいれた

戦い続ける姫川に対し忠誠を誓う菊田

 

しかし、そんな関係は難しい。

踏み込んでもいい場所と踏み込んではいけない場所。

姫川であっても、人間であり、女だ。

菊田も同様に。

 

そんな難しい人間関係の綱渡りをする二人の前に、

悪をもつ牧田が現れる。

 

刑事である菊田にとって踏み込めない場所を、

牧田は簡単に踏み込んで見せた。

 

姫川にとって牧田の

「俺が殺してやろうか?」

は、「俺がお前の心を楽にしてやろうか?」

と受け取ると、あんなに簡単に姫川が心を開いてしまったのかなんとなくわかる。

 

心のどこかで彼女はまだ傷ついたまま、子供のように泣いていて、

助けを欲していたように思う。

 

こんな心理戦を繰り返す三人を見ていると、

なんて悲しい至極のラブストーリーなんだと思った。

 

刑事姫川の強さは悪を拒絶する正義の心にあり、

牧田と出会い他人に弱さをさらけ出し、自分の弱さを認めてしまった彼女は、

もう菊田とは昔のような絶対的正義で繋がることはできないからこそ、

別れを選んだように見える。

 

でも、牧田と出会って、楽になったのかも。

 

だって、何かを憎み、強くなることって、

しんどいと思う。

 

なんか、掘り下げて考えると深い。

 

姫川と菊田の関係性は個人的に大好きなんだけどなあ

 

女と男だからか

闇をもつものと持たないものとだからか、

菊田の積極性が足りなかったからなのか…

 

まだまだネタになりそう。